皆、負けたくて遊んでる訳では無い話
プロレスって勝ち負けだけじゃない。
でも勝たなきゃ結果を残せない場合だってある。
そう考えたら負けたくて戦う人なんていないはず。
これは誰もが同じことだと思います。
ジョバーだって勝ちは欲しいと思うんですよ。
ファイプロだってそうです。
永遠と負けたくてやってる訳では無いと思うんですよね。
例外としてアバターだから負けて当たり前ってのはそれは自分自身の表現としてありと思います。
しかしながら、負けて当たり前というキャラクター性はキャラの命を握ってる創造主としては酷な選択肢だなあって以前新人キャラの話をした時に言いましたよね。
ここで突然アイマスの話になりますが、まあアイマスの中にはシンデレラガールズという初代ポケモンの数を余裕で超えたギミックレスラーのような色物集団がいるんですよね。
この中でユーザー人気やら運営の推したいメンバーが何人もいるわけですが、勿論、全員が全員プッシュされてるわけでもなく、扱いの善し悪しに関してはユーザー間の争いも絶えません。
しかし、実際に1回もテコ入れがされてないアイドルっていないわけで、テコ入れの結果、急激に人気が爆発したキャラもいる。
神に作られて終わりじゃなくて、キャラクターたちも華やかな舞台への夢に向かってユーザーに支えられながらも"生きている"んですよね。
なんで"脇役"だけで収まりたいってのは人間いないと思うんですよね。ましてはベルトという目標があるプロレスラーはそんなことないと思うんですよ。
何かしら心に野心を持っているからこそ闘えてるんですよね。
目標がなくてただ肉体を使って戦うなんて人間の本能的に無理なんですよ。
みんな最終的に"勝ちたい"から戦うんですよね。
じゃあ勝つためにはということで
まあじゃんけんで言えば相手の指を折っておけばグーは出せないよね?
でもそんな事許されないですよね。
法律という物や倫理を抜きにしてという事でも行わないでしょう。
ちょっとマイルドにして片腕で相手の指を押さえつけてチョキをグーにする。
こんなこと不正ですよね?
でも、じゃんけんでこれが不正ってそんなルール特に決まってないでしょう?
そう、皆、決まってる訳でもないじゃんけんのルールと言うのを守ってるわけです。
相手と同じ土俵に立つ。
というのはこのルールが成立している上で成り立っていると思うんですよね。
でもプロレスだから凶器を使う!火を噴く!金的をする!
OKOK、それもプロレスの暗黙のルールなんで大丈夫。
必殺技でしか勝たない!逆に節操なくどんな技でも勝つ!
それもプロレスでは100%決められてないから大丈夫。個人の観点に任せます。
でも、あくまでもお客様(主催者)目線を考えたほうは良いと思います。
でもってファイプロはゲームなので常に打ち合わせなしのシュートマッチになる所を良識でなりたってるわけですね。
まあ実際オンライン対戦とかWWEの時代から酷かったわけですが
そう考えると勝ち負けだけじゃないって言葉を履き違えてはいけないと思うんですよね。
相手も勝ちたいし、自分も勝ちたいわけですよ。
それが根底にあって相手を引き出して自分も引き出して魅せた結果として勝ち負けだけじゃないって言葉が成立するんですよ。
手を合わせようとせず、ただ潰すだけじゃプロレスじゃないんですよね、それは。
相手も勝ちたいという気持ちを捨てない心が私は大事だと思うんですよ。
対戦で9割の確率で勝ってくる相手と好き好んで戦いたいですか?
ここで、前田日明が言っていた言葉を引用しましょう。
ほぼ勝てない相手と戦わせてボコボコに負けるというのは、肉体的な物よりメンタルを潰し、最悪選手生命を絶ってしまうことになる。
神目線でチャレンジ心で戦いたいのはあると思いますが、その"キャラクター"が果たしてボコボコに負けて嬉しいと思うのか?
もちろんその全員が全員落ち込むのでなく闘志を燃やすものだっている。
それを越えようとして行き過ぎた強さになる場合だってある。
じゃあその行き過ぎた強さ。
技クラフトで強さや特殊な数値やクリティカルを盛りました。
ってのはじゃんけんでいえば相手の指を押さえてることと変わりがないと思うんですよね。
また、数値が分からないなら"対外"の試合では私は使うべきではないと思います。
知ってる人か自分で作るしかないと思うんですよね。
正直突き放した物言いになると技クラフトって最悪根気さえあれば誰でも作れるんですよね。
それをみんなの善意と時間をお借りして技を拝借してるわけですよね。
例えば誰か物を忘れて困った時に、別の全く知らない人の物を貸したり出来ますか?
ふと貸したよく知らないハンカチに毒薬が入ってるかもしれない。
ここまでくると大袈裟かもしれませんが、ネットに転がっているものというのは自覚のない悪意が混じってる可能性だってあるんですよね。
この物を忘れて困ってるってのは主催者側の方で、自分は良くてもその人からしたらよくないのかもしれない。
でも実際みんながみんな、貸してくれた物にNOは突き出せない。
だって物には悪意が込められても、貸してくれた人は善意なのだから。
信頼ができるから安心して使える。
これがあるから他人の技でも他人のレスラーでも使えると思うんですよ。
じゃあ信頼できる人が盛りました!ってなるともうそこはそれを見た自分以外の誰かがどう思うかを考えなきゃいけないかなとおもいます。
そして、ゲームだからこそ絶対に覆せない何かがあるわけですよね
確率が1%でもあれば試合中常に抽選しつづけるのですよ。このゲームって。
そんなこんなで、このクラフトなども含めて相手を倒そうとして自分も強くなる。
これの繰り返しにはキャラクターを殺した虚無しか残らないと思います。
意地悪な話、相手を潰す強さの繰り返しになっているてのを気づかせたくて宇宙恐竜やテクニカを強くしました。
強くすることや、素材が増えることだけがアップグレードじゃないんですよね。
かと言って引き算をすれば良いってものでもないですけど。
ビッグマックが1番いいと思う人もいればフィレオフィッシュがいいと思う人だっているじゃないですか。
色んなハンバーガーがありますよね。
相手に付き合わない、ねじふせるというのは相手のハンバーガーを否定することだと私は思うんですよね。
相手を否定することが戦いの根底ではありますが、相手も負けたくて対戦してるわけではないってのは忘れちゃいけないと思うんですよ。