GGA チャンピオンズロード "タッグバトル"
ツインズ。
彼らは双子のレスラーだ。
背丈までは似ることはなかったが、フィジカルに優れた兄とその兄の弱点である小回りを弟で補っている名タッグチームだ。
誰か(おそらくオセロットだが)の依頼でマクレガーを襲撃。
その日トーナメントに出場予定だったあいつは欠場扱い。
その時、俺は中々現れないマクレガーを探しにバックステージへ向かった。
騒ぎ声が聞こえてきたので呼びかけたらビンゴだったって訳。
そのまま流れるように俺は華麗にアイツを助けて………助け…て…
ツインズと戦うはめになっちまった。
ってのが前回のあらすじだが…
うっ、流石にアンジェロの視線が痛い…すまねえ、流れとは言えお前以外とタッグを組むなんて…
アンジェロが近寄って俺の肩に手を置く
「アンジェロ…」
「マクレガーの足を引っ張るなよ」
「おう……って、えっ!?」
「なんだ」
「えっ、俺の方がデビューは先輩だし…タッグ経験豊富だし…」
「お前、サインは無視するしタッチしようとしても観客の女眺めてたりするじゃないか。マクレガーの方が賢そうだし」
「眺めてたのは2回だけだろ!いい加減許してくれよ〜」
「二度あることは三度ある」
「おいおい〜〜」
「おい、行くぞ!」
準備を終えたマクレガーが迎えに来た。
「おう!」
「アンジェロ!祝杯を準備しておいてくれ!」
「浴びるように飲むからな!」
「了解した」
「さあ、いくぜ!!!」