GGA 2021Episode レイ・テクニカ〜太田戦終了後のコメントと次回対戦相手〜
バックステージでアダルベルトに抱えられながら席に座るレイ・テクニカ。
机に置いてある水を含んだ後に、語り始める。
「ハア…ハア……時間切れ?嘘だろ?タイムアップに救われたみてえで情けねえな…ちくしょう……!
……アイツらGWFと戦う為に俺はキックボクシングのジムに通い続けたわけだよ。
打撃対策ってやつだな。
でも実際は大した収穫にならなかったよ
…ハア…ハア…だってアイツの打撃強えもん!
今回よお、月島家との対抗戦、俺はパスしたんだ。俺が戦わなくても任せれる連中だし、結果勝ち越したわけだからな。
俺はアイツらに任せて自分のために太田とやり合ったわけだよ…
だが結果はどうだ?時間切れ引き分け!アホかって!
……そりゃ試合自体は良かったと思ってるよ
あそこまでバチバチ殴りあえたのなんて久々だしな。
……うし、決めた!俺はサタナスに挑戦する。
そしてそのベルトを手にし…王者として太田を最初の防衛戦の対戦相手として指名する!
話に聞いたところ、俺があちこちで遠征して留守してる間、サタナスのやつはベルトを手にしてから1度も防衛戦をしてないんだろ?
そんな弱気な魔王に負けるわけがねえだろ?
」
「甘い!!それは甘いぞ」
話を横で聞いていたアダルベルトが話に割り込む。
彼はサタナスと幾度もなく戦った男、魔王の強さは身をもって知っている…!
「あ?じゃあどうすんだよ、挑まない事には話が動かねえじゃないか」
「それはそうだ。しかしお前が今挑んだ所で負ける。確実に」
「まーた修行だとか言うのかね?」
「その通りだ」
ニヤッと笑う我らがマエストロ
「次の対戦相手はお前さんが1番"苦手"なあの男と戦ってもらう。もう話もつけてきた」
「苦手?そんなものありませーん」
「神宮寺 皇雅」
「チェンジで!」
「バカタレ!!」
「えーーーあいつと戦うのかなり疲れるんだよ!足長ぇし!声かっこいいし!腹立つんだよ!」
「もう試合は決まって今日からチケットも発売だ、諦めろ」
「しゃあねえな……オイ!神宮寺!聞こえてるか!お前は俺に持ってないものを沢山持っている!正直気に食わねえ!今度こそ借りを返してやるからな!首を洗って待ってろ!!!」