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ウルトラセブン雑語り

 セブン、セブン、セブン

 

 

久々に特撮雑談的な記事を

 

4Kリマスターなるものが放送されてるそうで、気づいたら湖のひみつになってたので途中から見るのもなあと思って過ごしてます。はい

でも零下140度の対決とかは見たいなーとか思ったり。

 

見返したくなったので全然4Kでもリマスターでも無いものを見てますが、面白いですよね(当たり前の感想)

話が暗くて小さい頃は苦手だったんですけどね。SF色強くて楽しい。

 

・セブンのデザインがシンプル

シンプルさ故に2話の時点でシワが目立ってますが、そこが逆にいい。風来坊というかなんと言うか

今の綺麗なスーツもいいけど、本編のどんどんクタクタになっていくセブンが好き。

 

・宇宙人デザイン

基本宇宙人ってそんな好きじゃないんだけど、マンセブンの宇宙人デザインはすごく好き。

なんと言うか、基本的に人間と近い顔が居ないので異質さがすごく出てる。

この異質さってのが平成のシャープさとは違って、奇妙な感じのデザインが好きです。

超獣もだが奇抜な方が好きなのかも

 

ひし美ゆり子さんが美しい

アンヌ

アンヌ可愛い。ずるい。

 

・一貫したテーマに沿った敵

ほぼ全てを異星からの侵略で通してる。

ヤプールが好きな理由もだけどこうして作品全体で一貫したテーマの敵がいる方が好き。

ノンマルトすら異星人になったので地球産はいないのかな?

 

・展開

1クール目は宇宙人達と戦いつつも分かり合えたり、そもそも事故だったり、何かしら深い理由があるのがほとんどだった。

そこから10話からの理不尽な理由による侵略してくる強敵ラッシュ。

12話が欠番となったのでイカルス、ナース、アイロス、キングジョーとかいう鬼畜メンバー

キングジョーは円谷英二さんが展開が地味と嘆いたからテコ入れの意味もあったとか

 

そこから休憩を挟んで2クール目の締めに零下140度の対決。

 

3クール目開幕には超兵器R1号。

3クール目は黒幕が宇宙人なのは変わりはないけど怪獣的なのが多い。これもテコ入れなのかな

 

4クール目はセブン暗殺計画から始まり、徐々に傾向を見せていたがウルトラ警備隊が「力を持つ存在」として描かれる事がかなり多い。

一方セブンは苦戦続き。

 

そして、ダン対セブンの決闘を経て、もはや闘える体ではないのでは…?と匂わせる47話を挟み、最終章前後編に入る

 

 

・最終章

行き過ぎた力は力によって淘汰される。

 

日本のほぼ全てを壊滅させたゴース星人。

力をほぼ使い果たし満身創痍のセブン。

精神すらも疲弊し、もはや仲間を守る気力しか残されていない。

 

アンヌに正体を告げ、ウルトラ警備隊の仲間の為に変身をするダン。

 

ここのキモは変身するタイミングは満身創痍とはいえ、他にもあったにも関わらず、アマギが絶体絶命になってから変身するんですよね。

 

アンヌに正体を告げたのもあくまでもアンヌが最後に止めてくれたから。あそこに居なかったらアマギを助けてそのまま消えていたかもしれない。

 

勝つ為だけならアマギの犠牲の元、人類は勝ってたかもしれない。

それだけの力を防衛軍は持っている。

 

だが彼は仲間を助ける為に命を削り、最後の戦いへ挑む。

 

こんなダンだからこそ、レオで隊長をしてるのがとても良いんですよね。

 

テーマ性が強く、毎話語ることが多くてまとめるのが難しいこの作品。

エースやコスモスなど比較的明るい作品が好きな私ではありますが、このセブンはシナリオの流れが綺麗で昭和屈指の名作と言われるのも納得ですね

 

一気に見るとかなり疲れたけど…

 

平成セブンもXもセブンの物語としてとても合ってるから再放送してくれないかしら…